今週も上場企業のWebサイト 3,803社分を調査してGoogle Analytics の利用率を調べてみました。
今週は先週から 5 社増加しました。
合計で 1,750社。前回の 45.8% から0.2ポイント増加して 46.0%となりました。
ちなみに
SiteCatalystは先週から 1 社減少しました。
企業サイトには 96社に入っています。
※SiteCatalyst は企業サイトには入れずにサービスサイトのみ導入している企業も多いので、これがそのまま導入数ではありません。
先週と今週で少し気づいたのですが、ここ最近、企業の統廃合や子会社を吸収合併する企業が多い中、統廃合して出来た新しい会社は、ほとんど Google Analytics を採用しています。企業統合の目的自体にコスト圧縮による効率化がある事が最大の要因だとは思いますが、そこに有償のアクセス解析が新たに入っている企業はほとんど目にすることはありません。これは、その企業の利益構造にWebがほとんど関与していない事、アクセス解析が短期的な施策というより、改善を含めた長期的な施策に見られる事などがあるからだと思います。それでも Google Analytics は入っています。無料ですし、導入が簡単だというのが功を奏していると思われます。弊社もアクセス解析コンサルティングを行っておりますが、まずは導入してもらわないことには解析できないという事もあり、有償のツールは最近の不景気とGoogle Analyticsという2つの障壁に立ち向かっている状況だといえます。今後は Google Analytics のコンサル業務が割合を占めてくるのかな?と想像しながら準備を進めているところです。
それでは。