iPhoneとツイッターで会社は儲かる (マイコミ新書)
EC Studio の山本敏行代表(ツイッターアカウントは @ec_yamamoto )からメールが届き献本いただきました。ありがとうございます。(感想を書くのが遅くなってしまい申し訳ありません)
山本代表のツイッターのTLをいつも追いかけていますが、本当にアクションが早く、しかも大胆な方だという印象を持ってます。この本の中にもその大胆さが十分に表れていて、ツイッターを知らない、もしくは知ってるけど良さを理解していない幹部役員の方々皆さんに読んでもらいたい一冊となっています。
目次
・1章 ツイッターを会社で導入する目的とは
・2章 ツイッターを全社導入して起きたこと
・3章 ツイッターのメリット・デメリット
・4章 アイフォーンとツイッターが会社にもたらすもの
・5章 グーグルアップスとアイフォーン
・6章 コミュニケーションのクラウド化で会社は儲かる
・7章 スペシャル・インタビュー グーグル辻野晃一郎社長
おまけ イーシースタジオ社員の全社導入アンケート
前半導入部分は私も実感しています
前半はツイッターを知らない方にも優しく、目的やツイッターの良さを理解できるように書かれています。このあたりは私もフォロワー2000人超えているというのもあり、まさに100%同じ体験をしています。間違いありません。確かにデメリットもあります。が、メリットの方がはるかに多く、ツイッターをやらない手はありません。「緩い繋がり」というのが本当に気持ち良く、ビジネスにも効果的な影響を及ぼすというのを私も実感しています。
iPhoneとツイッターの相乗効果
本書の題名にもなっているように、iPhoneとツイッターの相乗効果もまんべんなく説明されてます。私の周りも、iPhoneユーザーで、ツイッターやってる人が急激に増えてきています。
逆を言うと、iPhoneじゃないとツイッターの良さが十分に伝わらないし、ツイッターを楽しみたいという人はiPhoneが一番楽しめるという部分もあります。つまり、iPhone以外を使ってる人にツイッターの良さを説明するのは難しい。このあたりを現在の課題だと私は思っています。
今後のクラウド・ビジネスの可能性
後半は Google Apps をはじめとするビジネスへの展開事例をふんだんに書かれています。顧客にPS3を贈答してテレビ会議をするなどというのは是非ウチでも取り組んでみたいと思う事例でした。他にも、「Google はセキュリティが怖い」とか「社外にデータを置くのは嫌だ」という理由でなかなか導入が進まないクラウドビジネスですが、社内にあれば安全なのか?といった観点での説明の手法も実際に業務に使える印象があり、個人的にも為になる点が多々ありました。
おまけの「社員アンケート」
これ強烈ですね。掲載していいんでしょうか?という感想を持ってしまいました(笑)でもそれ以上に、社長と社員の間の距離が近い理想の上下関係のようなものを感じ、非常にうらやましくもありました。
ウチの会社でもこの本を勧めて、社員間、上下間の距離を縮めてビジネスを加速していきたいと思う次第です。
改めましてこの本を献本いただきました、山本社長に感謝いたします。ありがとうございました。
次は是非とも、さらに先行くための戦略(初心者用ではなく、現在有効利用している人たち向け)の本を書いていただければと思います。