2010年5月6日木曜日

twitterはテレビ業界の救世主?

私はついこの前までテレビ番組を見る時は必ずHDDに録画して、それを見るようにしていました。というのも、CM過ぎるのを待てない、毎週同じ時間にテレビの前にいる可能性が低い、などの理由で、放送時間に間に合ったとしても、いつも15分ぐらい録画が進んでから追っかけ視聴をしていました。

きっかけは「#ryomaden」

NHK大河ドラマ「龍馬伝」のハッシュタグ「#ryomaden」をご存知でしょうか?
放送時間内に約5,000ものツイートがTLを流れます。これを放送後に見ても数が多すぎますし、面白味がないのですが、放送中にリアルタイムにTLを追いかけると、非常に面白いのです!

自分とは違う読みとりかたをした人の意見や、画面脇に出たモノから先の展開を予測する人、龍馬トリビアなど、リアルタイムに追いかける事で楽しみが倍増します。同じ時間を共有しているということもあり、すごい一体感とつながりを感じる時もあります。もちろん、ものすごい勢いで流れるので、それを全部読んでいたらドラマは楽しめません。ドラマ中心でタグを横目で追いかける感じです。

最近はフジテレビのツイッタードラマ「素直になれなくて」のハッシュタグ「#sunanare」など、スタート時から放送局側が仕掛けてくる事も増えてきてますが、私はこの作戦は賛成です。少なくともリアルタイムな意見が無料で集まりますし、制作側はそこから入手した新しいアイデアを使えば更に口コミで拡がりを見せていく事でしょう。(わざと炎上させるようなやり方は好きではありませんが)

昔は掲示板、今はtwitter、違いはプルとプッシュ

この視聴者の意見を集める手法はかなり前からありました。かなり昔ではFAX、少し前はネットの掲示板やメール、ただしこれらは視聴者が意見を送るという印象が強く、腰が重いユーザーはなかなか動きづらいものがありました。

それがtwitterではどんどん意見が流れていきます。それらの意見に対しての返事でも良いし、気になったものに反応すれば良いし、ほっといたって構わないのです。でも見てたら反応したくなります(笑)。それで意見の集まり方が比較にならないぐらい多く集まります。

他の普通の番組も全部ハッシュタグ作ってみてはいかがでしょう?

意見がどんどん集まってきますし、なにより、リアルタイムで視聴するユーザーが増えるかもしれませんよ?