今回はスクリーンリーダー向けの書き方を紹介します。
最近のものは前の文脈を把握して読み方を変えるものが多数出てきていますが、それでも位置や書き方で間違った読み方になる事があります。そういった事を少なくするためにもいくつか「書き方」を紹介いたします。
・日付や金額などは短縮型を使わない
× 2010/07 → ○ 2010年7月
× 12:00 → ○ 12時
※前に「日にち」や「時間」という文字を入れておくと間違った読み方をしてもある程度認識できます。
× (金)→ ○ 金曜日
× 10時-12時 → ○ 10時~12時
※「-」は「マイナス」、「~」は「から」と読まれることが多いです。
× 100百万円 → ○ 1億円
※決算情報など大きい数字が大量に出てくる場合は予め単位を先に記述しておいて、その単位に合わせれば問題ありませんが、数回しか出てこない箇所は単位を合わせるよりも、読まれやすくするべきです。上記の場合は「ヒャクヒャクマンエン」と読まれ、一瞬理解できない事も起こり得ます。
・全角や余計なスペースは注意
× 住 所 → ○ 住所
※前者は熟語として認識できないことがあります。
× 100 → ○ 100
※前者は「イチゼロゼロ」と読まれる事があります。
・テーブル内は単位も併せて記述
×
身長(cm) | 体重(kg) | |
田中 | 175 | 65 |
佐藤 | 166 | 66 |
○
身長 | 体重 | |
田中 | 175cm | 65kg |
佐藤 | 166cm | 66kg |
※数字が続くと今どの項目か分かりづらくなるので、セル内に単位をいれることで認識しやすくします。
他にもたくさんありますが、代表的なものだけ掲載いたしました。
気になる部分がありましたら是非使ってみてください。
それでは。