2010年7月6日火曜日

アクセシビリティ・チェックポイント(3)- イメージタイプの要素(img/area/input等)には ALT 属性を指定する

(3)イメージタイプの要素(img/area/input等)には ALT 属性を指定する

画像には ALT 属性を指定する必要があります。

現象

目の見えない方向けの対策でもあり、SEO対策としても有名なポイントです。クライアントサイドイメージマップにALT属性を入れ忘れると、目の見えない方はそこから先のページに進むことができません。フォームのボタンもそうです。ページ移動する場合などは特に気を付ける必要があります。

対処方法

「スペーサーやボタン系には ALT="" を設定する」というルールで運営されている企業が多いと思います。ですが、できるだけ前後の意味がテキストだけで通じるか?を考えながら必要な場合は入れるようにしてください。

また、ページ移動する場合、移動する旨の説明を入れるとより親切です。例えば「○○のイメージ」と記載しているところで、「○○のイメージ。クリックで拡大表示します」といった記載にすることで、より動作をイメージすることができます。

(1)、(2)でも記載しましたが、誰の為に必要か?その人にとって分かりやすいか?間違った認識を持つ事はないか?という点でテキスト入力するようにしてください。

よくある間違い

矢印(→)画像に「矢印」と書いたり、四角(■)画像に「四角」や「■」と書いてあるページを良く見ますが、それだと前後の意味が通じなくなる事があります。前後の意味がスムーズに通じる事に重点を置いて修正してください。