2010年10月14日木曜日

アクセシビリティJIS チェックポイント(3)― 7.1.1.1 LONGDESC属性

ALT属性で定義したテキストが長文になる場合、説明を分離する

実装方法

・LONGDESC属性を用いて別ページにて説明文を入れる
・説明リンク(通称:Dリンク)を用いて別ページで説明する



<img src="http://www.blogger.com/bear.gif" alt="鮭を取る熊の様子" longdesc="bear.html" />
<a href="http://www.blogger.com/bear.html">鮭を取る熊について</a<&;

LONGDESCって何ですか?

あまり聞き覚えの無い属性ですが、仕様として存在します。おおよそ150文字を基準としていますが、ALTテキストが150文字を超える場合は、それ以内に抑えて、代わりに LONGDESC属性で定義したページにて説明を記入します。

あまり使えないと聞きましたが・・・

この属性自体新しいもので、数年前は対応するブラウザや読み上げツールが少なかったので、「無くても良い」との判断をされてましたが、最近では対応しているものが増えてきたので、ALT属性が長くなりそうな場合には LONGDESC を使うようにしてください。また、説明リンク(通称:Dリンク)を付け加える事で、目の見えない方以外の人も共通で内容を確認できますので、説明リンクは入れるようにしてください。

重要度

  ★(あった方が良い)

ガイドライン

  JIS X 8341-3:2010  7.1.1.1  A
  WCAG 2.0 checkpoint  1.1.1  A
  WCAG 1.0 checkpoint   1.1  A

以上