2010年10月28日木曜日

アクセシビリティJIS チェックポイント(7)― 7.1.3.1 OL,UL,DL要素

リスト表示をする場合は適切なリスト要素を使用する
また、リスト表示以外ではリスト要素は使用しない


リスト表示をする場合には、段落の階層にも気を使い、OL,UL,DL 要素を使い分けるようにしてください。また、リスト表示をしない場合(1つだけ段落を下げたい場合等)にこれらのリスト要素は使わないようにしてください。

実装方法

・OL, UL 要素の場合はリスト記号を含めて記述する
・DL 要素の場合はリストとして意味をなすように注意して定義する
・多段階リスト表示する場合は、それぞれの階層のリスト記号に気を付ける

悪い例

(OL, UL, DL を使用しない)
 - リンゴ</br>
 - バナナ</br>
 - パイナップル</br>

(他の要素を使ってリストを目立たせている)
<h3>1. 東京都</h3>
<h3>2. 神奈川県</h3>
<h3>3. 大阪府</h3>

リストとインデントは違います

よくインデントさせたくて1行だけリストを使っているパターンを見かけますが、1行だけの場合はリストは使用しないようにしてください。

重要度

  ★★(強く推奨)

ガイドライン

  JIS X 8341-3:2010  7.1.3.1  A
  WCAG 2.0 checkpoint  1.3.1  A

以上