各オブジェクトにたいして代替コンテンツを提供する
FLASH などの拡張機能を利用する際に記述する OBJECT タグですが、この OBJECT タグで表示するメディア系のコンテンツは、目の見えない方だけでなく、サポートされてないブラウザや OS の為にも代替コンテンツを記述する必要があります。その際に、元の OBJECT タグで使用するコンテンツと同等の内容を伝える必要があることに注意してください。コンテンツの内容を代替画像やテキストで伝えることが難しい場合はその機能を説明するようにしてください。
実装方法
・OBJECT タグの中に title 属性を定義して、説明を入力
・画像などの代替コンテンツに alt 属性を定義して、説明を入力
FLASH 以外に使っても大丈夫ですか?
基本的には問題ありませんが、プラグインの導入率などの観点からあまり使われてないのも事実です。海外では Javaアプレット、MPEGビューワーなども比較的多いようですが、日本ではほとんど見られません。FLASH でそれらは代替できる事が多いので、FLASH を利用し、それらを見れない人(iPhone などもそうですね)の為のコンテンツ(画像やYouTube系の動画)および代替テキストは必ず入れるようにしてください。
重要度
★★★(必須)
ガイドライン
JIS X 8341-3:2010 7.1.1.1 A
WCAG 2.0 checkpoint 1.1.1 A
以上